【いのちの名前】由利高原鉄道 いけだゆかさん、さとうまつこさん

矢島由利高原鉄道といえば…揺られる車両から眺める田園風景。鳥海山の麓の豊かな自然が人の心を癒してくれる。

その道中の案内人として、アテンダントさんの存在と名物売店マツコさんの存在は欠かせない。

アテンダント 池田優花さんは、地元観光協会レディーを経験され、由利高原鉄道に入社。

この土地だからこそ見れる景色。自然という地域特性を発信したいと奮闘しています。

アテンダントの仕事は鳥海山ろく線の魅力の一つでもある自然多き、田園風景や渓谷。特徴ある各駅舎の紹介。物販が列車に乗る時の仕事と言えます。

また四季折々のイベント列車の飾り付けや企画もまたアテンダントさんの仕事となっています。

この列車に乗るためだけに、全国からお客さんがやってきます。この土地でしか見れない景色魅力。

自然豊かな地方の特性にお客さんは『ただいま』とやってきます。古き良き時代の田舎体験をしに来るとも言えます。『おかえり〜』と笑顔で迎える接客に『また来るよ!』とリピーターが多いのも由利高原鉄道の魅力のひとつだと思います

由利高原鉄道名物売店【マツコの部屋】さとうまつこさん

他県から来た方々は、マツコさんとの軽快なおしゃべりに引き込まれ、ファンになる人も多い。他県の方ばかりではなく、地元の高校生もマツコさんに会いに、パワーを貰いに行く。

マツコさんは着物を粋に着こなし、旗を振って乗客を毎日のように見送る。

その語りその声には力強さがある。話しかけられるだけでシャキッと背筋が伸びるような…それは荒波の人生を乗り越えてきた強さでもあり、自伝の出版までされている。彼女の芯の強さから滲み出す風格。

そんな彼女は言います。常に同じことを、どこまでもやり続ける。そして、目標を持って挑戦することは大事。

目標がなければ動かない!挑戦しないと、物事は完結しません!

精神の豊かさ。豊かに生きることが人生最も大事なことと話す。

人生は友達。誰を友にするか…だそうです。

人生にとってプラスになる友。マイナスになる友が3人いる。

そんしゃさんゆう【損者三友】交際をして損をする3種類の友人のことだそうで、上辺だけの不正直な人。誠実さのない人。口だけ達者な人を友にするのは害であるという。

これを常に考えます…というマツコさん。

でもなにより、自分がちゃんとしていなければならないんです。と強く語るマツコさんの言葉はまさに『言霊』であり、彼女の生き様であり生き方そのものなんだと思います。そして人の絆により人生は廻り続ける。

由利高原鉄道の2人にPOWERをもらえた取材でもありました。






【いのちの名前】えんどうあいこさん

エア個展トップバッターは4月から1ヶ月開催予定の地でもありました。東由利の道の駅からスタートしたいと思います。

何故天使の羽音と東由利道の駅『ぷれっそ』さんや黄桜すいちゃんと繋がりができたのか…と言いますと、移動販売していた当時秋田県内各地の道の駅を拠点に販売を展開しておりました。

それもアポ電からのスタート(笑)

販売の仕方も分からないど素人同然のむしろ接客すら緊張で手が震えそうな時代がありました。今は接客が楽しいのですが…始めた当初はよく、お客さんから逃げないの!とお叱りの言葉を当時の上司とも言えるサポーターの方によく言われておりました(笑)

道の駅での移動販売は、本当に貴重な体験でした。というのも毎日…毎日と言っていいほど朝、荷物を運んでセッティングして、そして夕方には片づける。それが当たり前なんです。

なのでど素人の私でも筋トレのごとく、毎回展示を嫌でも変えないといけない。

それをすることはいかに商品を魅力的に見せるかというテーマの元、リアルに反応がある訳です。置き方を変えたら売れた経験や、呼び込みとも言える商品の説明…全てイチから学びました。

多分…相当叩き込まれたんですよ。かなり厳しい方でした。

商売の右も左も分からないのも状態のヒヨコでしたから(笑)

厳しい冬の時代。その下積み時代とも言える経験があったんで、今は自信を持って接客も出来ますし、展示もこだわっちゃうんですな

脱線してしまいましたが…そんな販売先のひとつに東由利道の駅『ぷれっそ』がありました。

【ぷれっそ】といえば黄桜すいちゃん発祥の地

そこにはとってもユニークで有名なお茶目な55歳児さんこと、えんどうあいこさんがいらっしゃいます。

東由利の道の駅の顔と言ってもいいくらい存在感を放つあいこさん。

あいこさんの笑顔は、みんなに元気を与えてくれます。あいこさんの笑顔にはとにかくPOWERがあるのです。

キュートな笑顔とハリのある声で、周りの人に元気を与える存在。

まっすぐ本音でぶつかってくるPOWER。

そんなPOWERのあるあいこさん。そのPOWERの源はあいこさん本人の考え方にあるとも感じます。

なぜなら人から力を貰い、それを返していると話すあいこさん。お客さんに力を貰い、それをただ返しているだけ。という想いが根底にあるからこそ、来てくれるお客様を最高の笑顔でお迎えしてくれるのです。

そんなあいこさんに、大切にしている言葉を伺いました。

【やってやれない事はない!やらずにできることは無い。挑戦あるのみ!】と答えてくださったあいこさんは大型ダンプや重機の免許を所得し、大型バイクは51歳で取得している…有言実行の方なのです。

年齢なんて関係ない。果敢に挑戦し続けるのみ!というあいこさんの生き方自体に魅了され集まるファンの方も多いんだと感じました。

まさに姉御ですな(๑•̀ㅁ•́ฅ✧

コロナという未知のウイルスがやって来て…私たちの生活も変えなければならない状況になりました。

そんな時代だからこそ、目の前の一瞬一瞬を大切にしたいなぁと思うのです。

当たり前が当たり前ではないなんて、考えたこともありませんでした。

コロナというウイルスは…大きな被害をもたらしましたが…いかに日常が幸せなのか。

日々何を大事に生きてゆかなければならないのか…という部分では大きな課題を与えてくれたようにすら感じます。

だからこそ、今。目の前にある幸せを大切に育てつつ、人との心の繋がりは財産なんだなぁと感じております。

【やってやれない事はない、やらずにできることは無い!】

えんどうあいこさんの言葉のご紹介でした。






HP上で個展を開催致します

実は去年生涯学習センターにて開催された個展【いのちの名前】を1年かけて各地巡礼展示の予定がありました。

4月東由利の道の駅、7月西目の道の駅ギャラリーにて開催し、8月に新しい個展【いのちの名前Ⅱ】秋田県生涯学習センターにて開催する予定でした。

しかし、コロナウイルスの流行により困難な状況となりました。

個展に足を運んでもらう楽しみもあるだろうと、未公開のガラス彫刻や取り上げた方々の大切にしている言葉は今困難な状況だからこそ、大切にしたい思いがあるのかなと考えました。

そこで天使の羽音のホームページにて、エア個展を開催しようと思いました。

【秋田の笑顔 輝く想いと絆】この個展は私がお世話になった方々や、秋田で活躍する方々の想いと笑顔を…その方のお名前を模して作り上げた渾身作となります。それはのちに私独自の作風としてカービングマインドと命名。

天使の羽音のホームページにて発表することとなったのですが…お店の原点とも言える個展であったり、移動販売の経験であったり…多くの方々に支えられ今があるという想いは私が大事にしている部分でもあります。

カービングマインド【いのちの名前】その方の人生を凝縮し、表わす名前に着目してみました。

1度の更新でお一人づつ…その方の生き方であったり、大切にされている言葉をご紹介してゆきたいと思います。






OPEN致しました

朝から庭の草むしりをして…OPENを迎えました。花に肥料を上げてたはずが雑草の方まで元気になって(笑)

ほぼ告知無しの平日OPENでしたが予定していたお客様がいらしてくださいました。

前日にはOPENに向けて素敵なお花を頂きました。

本当に色んな意味で…ここまで形にする迄長かったなぁと思います。

兼業しながらお店を継続する方法を長い間模索しておりました。短期でテナントとして入る事のお誘いもあり、実際にそうしていた時期もありました。

それでも…なかなか体力的に厳しい現実もあり、個展メインの形に落ち着き…それでもお店を諦めきれない想いがありました。

少しづつ…少しづつ進む歩みは遅く…気づきましたら家を建ててから15年が過ぎていました。

1度閉めたお店をもう一度開ける。そう決心してから、ちょっとづつ理想の空間を作り上げる今を楽しみながら…やっと形になりました。

手作り雑貨店として活動しておりましたが…よりガラスに特化したギフト専門店をやろうと思い、リニューアルOPENの運びとなりました。

空間演出にこだわり…理想のお店を目指していました。しかしそんな中でのコロナの流行。

困難は乗り越える壁となり、延期になったことで新たな方向性が見えました。

天使の羽音の活動と同時に…アニメやゲームの世界での同人活動をしていたました。

東方projectという著作権フリーの作品を、専属絵師でもあるでびるさん、あやねぇまよ猫さんの原画を元に制作しておりました。

イベントはビックサイトで行う、コミケや例大祭。北海道の神居祭などに参加しておりました。

同人のイベントはあの独特なエネルギーというか、空気が好きなんです。

好きな物を好きと言える場でもあるイベントは天使の羽音の活動を続けるためにもモチベーションを高めてくれておりました。

あくまでも作者の趣味の世界として、成り立つ部分です。それでもね、楽しいんですな。でびるさん原画をさり気ない痛車として車の窓にエッチングを施すほど実はオタ活しています(笑)

その上ででびるさん原画の鬼滅の刃をモチーフとしたガラス彫刻。つまり売らないガラスの展示と鬼滅の刃公式グッズ(6月入荷予定)を扱い、東方projectグッズを展示する場所を作り始めました。

飾っております鬼滅の刃イメージのお面はでびるさんが制作したものとなります。

隠し扉の向こうに広がる作者のオタ活の世界はまだまだ…未完ですが。

ちょっとずつ楽しみながら充実させてゆきたいと思っております。

長く無理なく続ける為に、週に1回の不定期OPENとなります。

オーダーはこれまで通りメールやLINE。ウェブショップでお受けすることは随時しております。

店舗はあくまでも展示メインで、ガラスのオーダー相談や予約制で制作体験が出来ればいいなぁと思っています。

本当に長く続けるには…楽しいことを楽しもう。

そう考える私がいます。なのでこだわりの空間を作りました

個展では多くの方々に足を運んで頂きました。

ゆっくりお話をする機会がなかったのが残念だったので、大好きなガラスのことを語れる

そんな気軽な空間として…足を運んでいただければ嬉しく思います






志村けんさんのガラスがご遺族様に届けられました。

志村けんさんのお兄さんの奥様から、お電話頂きました。

イザワオフィスの3名の方々により、志村けんさんのご実家に私の作ったガラス彫刻が届けられたそうです。

電話の途中で…志村けんさんのお兄さんが代わって下さり

一緒に贈らせていただいた蓮の花のLEDキャンドルと共に、仏壇に飾っていますと言っていただきました。

ガラス工芸って、素晴らしいんですね

電話の向こうでお兄さんが言ってくださった言葉に、溢れる想いで…ただただ、本当にありがとうございましたとしか言えなかったのですが…頑張ってくださいねという言葉を頂戴しまして、もう胸がいっぱいになりました。

兼業という選択をしていることで、色んなことが重なり…自分自身思い悩んでいたこともありました。

それでも、サンドブラスト…という分野では教室も多く存在し目が肥えているであろう東京の方に、自分の作品を【ガラス工芸】と言っていただけたこと。素晴らしいと仰って頂けたこと…本当に奇跡に感じました。

そんな中で想うのです。
悪いことばかり…続かないし
いいことばかりも続かない
時々どうしようもない壁があるから
乗り越えようと懸命に頑張れるんだなと心の底より感じました。

誰かのために、届けたい想いがある限り…ガラスに向き合い続けたいと思いました。

自分しか表現出来ない【カービングマインド】で少しでも誰かの心に届く感動を育て続ける作家でありたいと思いました。

今回の件で関わってくださった多くの方々に、心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

感謝とともに改めてご冥福をお祈りしたいと思います。






5月のOPEN日

遅くなりましたが…5月のOPEN日決まりました。週1回のペースで無理なく続けていこうと思います。

とりあえず22日、29日金曜日10時から16時までOPEN致します。

ネットショップやメールオーダーは随時対応可能ですので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

OPEN企画としてLINE@ご登録の方イニシャルグラス800円相当1個プレゼントしております。

2個目から有料になりますが…よろしければご活用いただければと思います。

また、OPENに合わせて特価300円ベビーシューズ企画

ミニバラ特価500円企画もONLINE SHOPでもご紹介しております

各先着1点限定企画となります。

ONLINE SHOPからご購入になりますと送料が発生します。

店舗受け取りでも可能ですが…限定商品となりますので、メールかLINEでご予約いただければご対応させて頂きたいと思います。






妊婦さんへサージカルマスクマスク1000枚寄贈しました

秋田市保健所【ネイボラ】は妊婦さんの相談や母子手帳の発行していると伺い、秋田市にサージカルマスク1000枚寄贈致しました。

リニューアルOPENに向けて準備していたものがありました。それはサージカルマスクです。

天使の羽音が何故不定期OPENなのか…それは作家活動と共に施設看護師として兼業していることが理由です。

会社には許可を取り、兼業届をし認められた上で活動をしております。

看護師をしながら表現したい作品を作り続けてきました。個展をメインに活動しておりましたが、お客様の声と私自身お店を諦めきれず…リニューアルOPENの運びとなりました。

工房を店舗としてリニューアルOPENさせるにはコロナの流行は、大きな壁になりました。

施設に務める以上、ウイルスの持ち込みだけはされないし、自分が感染源になることも…絶対に許されない。そんなリスクを最小限にする為には、感染対策としてマクスや、アルコール消毒、非接触式の体温計が必須となりました。

コロナ流行で、店頭からアルコールやマスクが消えた時…私は必要なものとして仕入れ業者に発注しました。

しかも大口発注でなければ手に入らず、値段が高騰し予約販売となっていても、必要なものとして躊躇いはありませんでした。

発注したのが2月。3月の入荷予定は延期され1度は目処が立たないと言われたものの、4月の段階でリニューアルOPEN前には入手することができました。

まだ世の中ではマクスが手に入りづらい時期。心からほっとしたことを覚えています。

時は全国規模で緊急事態宣言がされ、秋田県内の小売業は全て自粛の対象となり、OPENも延期をしなければならない状況となりました。

自粛解除となる直前に、届いたマスクの1部を市内で自営業をしている叔母に届けました。

私のお店以上に感染リスクを考え、客足が遠のくのでは無いかと危惧しての行動でした。

叔母の施設を利用するお客様が安心して通えるように客足が戻ることを祈りながら贈らせてもらいました。残りは個展に来ていただき、住所を頂いていた方々に気持ちばかりですが、OPENのお知らせとともに発送する予定でした。

それでも感染予防対策のため自店で活用するには発注した2000枚のマスクは多すぎます。

働く施設への寄贈も考えました。申し出ると買い取ると迄言ってくださったのですが…

幸い私の務める施設は早い段階から会社で布マスクを制作し、職員を始め利用者様全員分を準備し対応しておりました。

サージカルマスクは受診の時の感染予防に使用しております。しかし発注の問い合わせや県からサージカルマスクが支給されるこおもあり、あえて手に入りにくい妊婦さんに寄贈したいと思った次第でした。

流行がない状態でも…妊娠中は不安がつきません。そして今コロナウイルス蔓延とニュースで流れる毎日。これまでの日常がそうではなくなりました。

新しい命を守ってゆく妊婦さんにとって、どれだけ不安で…感染対策に気を配っているかと考えた時、残りのサージカルマスクは妊婦さんに届けようと決心しました。

妊娠という…喜ばしい事が不安とともに心の負担や影となる事を少しでも緩和させたい想いから、秋田市に相談し今回のマスク寄贈に至りました。

寄贈するマスクは個包装の為、マスキングテープに1枚1枚メッセージを書きました。

未来を守ってくれて、希望をありがとう!明るい明日はすぐそこ。休校中の18歳の娘と一緒にメッセージを描きました。あえて手書きにしたのは、人の温もりが伝わると思ったからです

私の出来る精一杯の思いを込めて、未来の赤ちゃんに無事に会えるその日の為に…笑顔で暮らせる日々が早く戻りますようにと願いを込めてメッセージを入れた1000枚のマスクを寄贈致しました。

地元紙さきがけ新聞載りましたが…ニュアンスの問題で開店の見通しがつかなくなった為、寄贈したような記事となりましたが…実は自店感染対策をとった上で余剰した分を妊婦さんへと寄贈した経緯でした。

開店は致しますし、諦めていません笑

天使の羽音として活動してこれたのも、沢山の方々に支えて頂いたからこその部分が大きいのです。オーダーをくださった方々の想いを形にして届けながら、思うのです。

私自身平坦な道ばかりではありませんでした。これまでの人生で多くの人に救われ、支えられてきました。その方々に直接恩をお返しすることは困難な現実があります。

だから私はまだ見ぬ人であったり、今関わってくださっている方々に、出来ることを精一杯尽くしたいと心がけております。

心を尽くすことは、最終的に自分を支えてくださった方々の想いに応え、結果恩返しをしているのではないかと私は考えます。

自分を支えてくれたのは、出会った人ばかりではなく読んだ本であったり、音楽であったり…色んな形で多くの人たちに支えられ、今があると考えます。

だからこそ今できる、精一杯を後悔することなく想いを具現化してゆくんだと思います。

これがガラス彫刻作家として…看護師として生きる私の信念です。自分の想いや信念を大事に出来なければ、択される想いを作品に昇華出来ないと私は考えます。

だから私は迷いなく、行動するのです。

自分の信じた道をコツコツと歩き続けるのです。






想いは届く…【志村けんさん】ありがとうございました。

新型コロナウイルスに感染され、まさか…と絶句し、コロナウイルスの怖さを感じたのは恐らく、志村けんさんのニュースが1番初めだったと思います。

志村けんさんといえば、昭和のお茶の間を賑やかにして下さったまさに、家族の幸せの時間の象徴でもありました。

子供の頃家族団欒で囲むテレビの娯楽と言えばドリフターズや、バカ殿様。

いつもそこには多くの笑顔と、大切な家族団欒がありました。まさに志村けんさんは、幸せな子供時代の象徴でもありました。

その志村さんが新型コロナウイルスに感染し、人工呼吸器を必要としている状態だとニュースで知り、心配していた矢先、訃報のニュースでした。まさか…としか言葉が出なく

志村どうぶつ園で拝見していた志村さんの姿がこれ程までに、自分の中の大切な部分を大きく占めていたということを、改めて実感した次第でした。

言葉にならない感情を、どうすることも出来なくて…私はただひたすらガラスに向き合いました。

志村けんさんの笑顔…

幸せの時間の象徴だった笑顔にもう一度逢いたくて…無我夢中でガラスに向き合いました。

普段より厚さが倍となる10ミリの厚さのガラスを用いる事で、より一層立体的に表現しました。

サンドブラストの吹きかける砂の圧により、鼻や頬の陰影を作り、髪の毛はルーターで1本1本仕上げました。

完成した時、胸がいっぱいになりました。志村けんさん、本当にありがとうございました。私の中でドリフターズもバカ殿も永遠です。

そんな思いから…せめて志村けんさんに縁のある方に届けたいと願いました。それでも私にはどうしていいのかも分からず…地元新聞に投稿させて頂きました。

新聞やTwitterから多くの情報を頂き、初めは東村山市でメッセージをお受けしているとの事で、東村山市にお問い合わせをさせて頂きました。

そこから更にイザワオフィス様をご紹介頂き、担当の方のお名前と連絡先を頂戴することが出来ました。

心の底から、良かったという言葉以外ありませんでした。

今でも電話先の声は、温かく忘れられませんでした。

名もない作家で…しかもファンアート…

その中で受けてくださるとは到底考えられず…本当にありがたい限りでした。

コロナウイルス感染拡大を考慮し、自粛制限が始まろうとしていた矢先でもありました。

私はガラスとともに、慢性的かつ圧倒的に足りないであろうマスクと、【蓮の花】LEDライト付きロウソク台2組セットで送ることに決めました。

そして昨日、イザワオフィスさまよりお礼の電話をいただ来ました。

ガラスは志村けんさんのお兄さんに、届けられる運びとなりました。

ニュースでコロナで亡くなるということは、最後の挨拶も出来ないまま、荼毘にふされた状態でご遺族の元に還されることを知り…本当にショックでした。テレビの向こうで拝見したお兄さんに届けられることが出来て本当に良かったと思います。

これも多くの皆様のおかげであり、背中を押してくださったさきがけ新聞様のおかげだと思います。

志村けんさんの笑顔が、少しでもお兄さんの心を癒してくださることを願わずにはいられません。

想いは届くんだということを、私は今回のことを通じて学ぶことが出来ました。

本当に志村けんさん、ありがとうございました。私の中でも永遠に時を刻むこととなとると思います。

人の温もりや想いが、こうして引き継がれ支えられてゆくんだな…ということを改めて感じました。






ホームページリニューアル

天使の羽音リニューアルオープンに向けて、ずっと整えておりましたホームページとネットショップがやっと形になりまして…公開できる運びとなりました。

当初リニューアルOPENを予定しておりました5/3でしたが先日もお伝えしたように新型ウイルスの影響から自粛しております。

次いつからOPENするのか…正直私の中で、まだ決まっていない状況でもあります。

というのも自粛期間がまだ確定していないことと、より一層良いお店になる準備をコツコツしております。

日々ちょっとづつ進化しているお店スペースです。今日は過去作品をデジタルフォトフレームで流せるように☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝と設定をしてみたり…ギフトショップという意味では欠かせないギフトカードを整えてみたり。

そして新たな試み…ガラスと一緒に音声でのメッセージを贈くるための方法を研究しております。(๑˃ᴗ˂)و♡

新型コロナウイルスの影響で、延期となった期間…はより一層、お客様に喜んでもらえるお店になるための更なる準備期間として考えようとOPENを心待ちにしております。

もちろんコロナウイルス対策も整えております。マスクやアルコールの手指消毒や定期的な換気。加湿。非接触式の体温計まで準備している次第でもあります。

それでもね、やはり不安は拭えないかとも思います。そのためにネットショップの開設であったり、これまで通りにLINE@やメールでのご注文も問題なくお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

OPEN後もはしばらく、予約制という体制も考えております。

お客様と新しく生まれ変わった空間で、ゆっくりとした時間を過ごすことは、ある意味とても贅沢でもあり、私的にはとっても嬉しい時間のような気も致しまして、これ迄通りゆっくりとしたペースで無理なく進めてゆきたいと考えております。

日程等も含めて…お気軽にお問い合わせいただければと思います






お客様へ

2020年5月3日リューアルOPEN予定でしたが、
この度コロナウイルスの感染拡大を受け営業自粛の運びとなりました。
再開につきましては、決まり次第ホームページにて告知致します。
よろしくお願いします。

天使の羽音 白鳥 祐美子