秋田市東通りにあるcafeとまとの店。
そこにはトマトの魅力と家族の絆の物語があります。何気なく友人に誘われて入ったお店が【とまとの店】でした。
どこか懐かしいノスタルジックな雰囲気と、トマトの旨味に魅了された家族の物語が訪れる人々の心に、優しい温もりとなりお料理となって届けられる。そんなお店を賄うのは店主の高橋万里子さん。
もと畳職人さんの御主人様は、ふくらはぎ専門店としてマッサージを通じて通う人々を癒してくださいます。
家族で築き上げてきた時間は、優しく包み込む特別な空間。
家族の温もり…絆は時に、身近で当たり前過ぎて…つい、見落としがちになってしまうことが多い様に思います。煩雑な日常に囚われすぎて…ついおざなりになってしまいがちな時間。
その存在の優しさに甘えてしまうが故に…感謝の言葉よりも不満や言葉や態度に出てしまうこともあるのかもしれません。そんな時でさえそっと…寄り添ってくれる家族の想い。
なにげない日常こそ、貴重でありがたく他のものに変えられない価値があるということ。幸せとは…今この瞬間。笑い合える家族とあるんだということを、感じる機会が多くなっている様に思います。
新しい生活様式を守ることで、大切な命を守る行動にも繋がるという現実。今置かれている状況こそ、本当に大切なものは何かということを、考える時間となっている様にも思えます。
今日は8月13日ということで…お盆の帰省で故郷に帰れる人。都心から感染のリスクを感じて帰りたくとも帰ることを諦める方も多いと思います。どんな形であれ、家族を想う気持ちには変わりないと思います。
代々受け継がれてきた想いにそっと手を合わせながら想います。大切な事はいつの時代も変わりはなくて、シンプルで誰かを心から想う行動こそが、真実だと想うのです。それは人の数だけ異なり、それぞれの正義が存在する様に…個々の思いが重要とされるのかもしれません。
自分主体の考えでは、通用しないという真実を未知のウイルスが伝えているのかもしれません。だからこそお互いちようど良い距離が必要とされるのかもしれません。
物質的な距離ばかりではなく、相手を思いやる心の距離。
心の片隅にある…ときに甘えから生まれてしまうワガママだったり、想いもすべて。包み込んでくれる存在に感謝を捧げたいと想います。