志村けん大爆笑展、行ってきました

志村けん大爆笑展に、私の作ったガラスが展示されると聞いたのは、今年の夏の出来事でした。イザワオフィスのマネージャー様からお電話を頂き、ガラスの展示の件を伺いました。本当に驚きと、もう一度志村けんさんのガラスに逢えると思うと、いてもたってもいられませんでした。

8月〜9月は大阪。10月東京。11月宮城。12月石川と全国を廻ります。どれ程心待ちにしていたかわかりませんでした。余程初回の大阪まで行くべきではないかと思うほど、早く行きたかったのです。

そして本日11月20日。仙台へ行ってきました。土日は感染対策の為、入場制限がありました。チケットを購入した際、てっきり12時から14時までの入場とばかり思い込んで購入していました。バスが遅くなってもギリギリだいじょうぶであろうと思い込んでおりましたら、12時入場のチケットであり、2時までいつでも良いわけではないことを後から理解しました。

万が一、間に合わなかった時の為に次の時間の2時からのチケットも購入しました。帰りのバスもありましたし、入場できないことが心配だったのです。

そして当日、高速バスがついてから迷子になりながらなんとか会場に到着。

やはり、12時の自分の分のチケットの時間を5分ほど過ぎてしまっていました。それでもダメ元でスタッフの方にお声がけすると入場させてくださいました。

会場は志村さんがどれほど【笑い】に対してこだわって向き合っていたのか、本当に胸が熱くなる思いでした。

そしてガラスケースに私の作ったガラスが納められていました。

しかし…ガラスは裏表で展示され、白布の上のため志村さんの表情が浮かび上がりません。

私はとても残念な気持ちになりました。それでもどうしていいかわからず…。

会場の志村さんの展示を見て思ったのです。

作家として作ったものに、こだわらなければならないと思ったのです。作った作品にプライドを持つ。作品に自信を持っていいんだということを感じたのです。そして私は近くにいたスタッフさんに声をかけさせてもらいました。

志村さんのガラスが反対で展示されている旨と、黒紙を敷いて欲しい旨をお願いしました。

スタッフはフジテレビの担当の方に連絡をし、なるべく早く対応をしてくださる約束をしてくださいました。私は勝手に期待していたのです。展示を見に来ることで、自分の中の何かが変わるのではないかと、そう思い込んでいたのかもしれません。

物販コーナーブティックひとみで自分用に、九谷焼の変なおじさんのお猪口とパンフレットを購入し、一度会場を後にしました。

遅いランチをとると、ちょうど2時からのチケットで入場できる時間となっていました。長い入場待ちの列に並んで、2度目の会場入りをしたのです。

すると、どうでしょう。

私のガラスは裏表がなおされ、下には黒紙が敷いていただいておりました。

会場は結構な人が入っていた為、直すことは困難であろうと思っていたのです。それなのに。偶然購入していたチケットでの入場までに、直されていたのでした。本当にありがたくて、そこには志村さんの笑顔がちゃんと浮き出ていました。

パンフレットのこちらの画像のような感じでした
そこには志村さんの笑顔が浮き出ていました

私は今まで手元から離れた作品が、どのように飾られるかという部分まで、考えが至っていなかったのです。本来なら黒紙を入れた額に入れるべきでした。どんな風に魅せるのかまで、考えてこそのプロだと思うようなきっかけとなりました。

志村けんさんのテレビを見ていた頃。家族団欒と笑顔が溢れていました。その団欒は今はもう形を変えてしまったけれど、それでも私にはキラキラした想い出です。大切な想いこそ、作り上げる立場になっているからこそプライドを持って、自信を持って作らなければならないと改めて思いました。

志村さんのコントのセリフが木札となったガチャガチャが会場にはありました。

私は『だいじょぶだぁ』が欲しかったのです。お守りになるような気がして、本当に大丈夫になる気がして。それほどまでに実は日常に、色んな思いを抱えて自信をなくしていたのかもしれません。

なかなか…出てもらえなくて。

2度目の入場で気になっていたオリジナルスタンプを作ることにしました。

スタンプのデザインを選ぶことが出来て、そして名前やコメントを入れられるオリジナルスタンプになっていました。

私は1番今かけてもらいたい言葉を、スタンプにしました。志村さんに『俺のガラス作ったんだろ、負けるな!』そう言ってもらえたような気がしたのです。

刻印できる記念小判も、どれもこれも私の宝物です。

辛くなったら、これを見て頑張ろう。

自信がなくなったら、これを見て志村さんのガラスが仕上がった時の喜びを思い出そう。

そうなのです。何も変わらない気がしていたのは、私の認識違いで本当は大きな大きな【愛と自信】をいただいたのです。

人はものを手にした時、購入した後をイメージしたり、いろんな想いを込めて購入することもあるんだなぁと改めて思いました。現在何点かオーダーを抱えております。そのオーダーも一つ一つ、お客様の中にドラマがあるんだろうなぁと作り手としての深みが増すような貴重な体験をさせていただきました。。

そしてもう一度、志村さんのガラスに会わせてくださいましたご家族様。関わられているスタッフの方々には、心から感謝しております。本当に貴重な体験をさせていただきまして、ありがとうございました。






虹の橋を渡る…ガラスの遺影

今朝の奇跡。

ガラスの遺影から虹が出来ました。それは一瞬の出来事です。

虹の橋を渡る…故人と遺された方々を繋ぐ奇跡。

作り手であるからこそ、感じられる瞬間があるのなら、私はそんな奇跡を願って遺影ガラスを作ります。

こちらのガラスのモデルは、私の人生に大きく影響を与えてくださった方。

今月三回忌にあたります。

「人に恵まれていました」とよく、お話をお伺いさせて頂きました。

私も最後の時を迎えた時、同じように思って迎えたいと思ったことをきっかけに、私の作家人生は大きく変わりました。

今、この瞬間に着目する。

今できる精一杯を産み出す。

それはまさに…私の作風を大きく進化させてくれました。

1年前、2020年の作品
2021年11月6日完成

いのちを彫りこむ。

作品にいのちが宿る瞬間、私は命ある限り自分の限界に挑戦することでしょう。


ウォルト・ディズニーの言葉「If you can dream it, you can do it.(夢見ることができれば、それは実現できる)」

ストームグラス

ストームグラスは19世紀ヨーロッパで24時間後の天気を結晶の出来方で予測していました。

その結晶はまるで羽のように、どこまでも夢を叶える翼となり、今しか見れない夢を私たちに見せてくれます。

そんな日々の奇跡を大切にしたいと思います。






想いを託す…ペット遺影

今回オーダー頂きましたのは、とある住職様の愛猫。

モモタロウちゃん。享年2才。

我が家も猫大好きで、3匹の猫達と暮らしています。

我が家は幸いなことに、長寿な子が多く。

リンパ腫で闘病中のにゃんこ1号こと【ふく】も15才。

営業エースのにゃんこ2号【小雪】も、アレルギーと闘うにゃんこ14才。

営業エースの座とドライフワーを狙う。にゃんこ3号【ラテ】1才。

ラテは大事な方が保護した、保護猫さん。実はふくも長女が小学校の帰り道、見つけた保護猫さんでした。

目やにが酷く、風邪もひいているような状態で、真冬に衰弱していたふくだけ、保護できたのでした。

家族と共に暮らすペットたち。

時に癒され、慰められ。

成長してきた子供たちとの絆を、猫たちが物語ります。

モモタロウちゃんと2年しか過ごせなかった…ご住職様の想いを受け取り、今回のオーダーに向き合いました。

たくさんの愛情を受け、そして天国でも幸せになれますようにと想いを込めて制作しました。

完成した作品はこちらになります。

3つの技法を使い、より立体的に仕上げました
蓮の花はより繊細に表現しました

想いをかたちにする。

それは色んな【かたち】があるかと思います。

それでも私は表現したいのです。

ガラス故に繊細な【かたち】となります。

その繊細さは、時に【いのち】に似ているような気がします。

大切に、大切にしなければ壊れてしまうガラス細工のようで、でもキラキラした想いは…優しさとなり温もりをうみます。

無機質のように冷たいイメージのガラスに、手を加えるることで生まれる温もり。

私はガラス彫刻作家として、ガラスに命を吹き込みたいのです。

人の手が加わることで変わる想いの【かたち】は、時にそっと寄り添い。

時に、もう戻らない永遠を【かたち】どるのです。

そして【かたち】は遺された人の心に、優しく語りかけます。

いままで愛してくれてありがとう…と。

私はそんな作品を作っています。

15cm額入り、2mm厚ガラスの作品は、4400円となります。

ガラスの厚さ、彫り方で価格は変動しますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。






2020年想いをよせて

慌ただしい年であったと同時に、自分にとっては重要な1年になりました。

天使の羽音として、一度閉めたお店を開ける覚悟をし、自宅の工房兼店舗を開き、ガラス館設立。

多くの出会いと、繋がったご縁からいただいた企画であったり、作品の中でも川連漆器【蒔絵】とのコラボは未来を大きく変えてくれました。

そして兼業ゆえ学ぶ機会に恵まれた1年でした。

看取りをやらない前提でも、最期のときを過ごす方がいらっしゃいます。

その度、壁にぶつかります。

人生とは…死とは…真摯に向き合う機会が、私の人生観を築いてくれるんだと思います。

その経験は自然と普段創るガラスに反映されます。

だからこそのテーマが人生となり、その方の考え想いを表すことが課題となっていったように思います。

人は必ず最後の時を迎え、そこをめざし精一杯輝くために生きている。

いかに最期までその人らしくあることをテーマにお手伝いをしたり、消えそうになる灯火を、夜勤者とバトンのようにつなぐ事が課題であったり。

いつも考えさせられます。

なにが正解かわからないまま試行錯誤の日々。

それでも託された想いが存在します。

大切な家族を託す背景には、いろんな葛藤や想いもあるのかもしれません。

最善の選択として託される想い。

叶うのなら家族さんが一番してあげたいことを、専門職として託されている現実を改めて感じています。

看護師となって、気が付くと30年が過ぎようとしています。離職していた時期もありましたが、それでも重ねた月日は自分を成長させ、人生を豊かなものにする為の学びと変えてくれました。

そんな歩みこそ、自信となり兼業するという今のスタイルに落ち着いたように感じます。

兼業する為には、どちらも中途半端な覚悟は許されないと私は感じます。

なので目の前のことをこなす事で、精一杯な時も多いです。

だからこそ、周りで支えてくれる仲間だったり、理解してくれる存在がとても重要で

人に恵まれていると感じます。

自分1人で出来ることなど限られているからです。

でも、周りにそれを得意とし頼れる存在がいるからこそ、そんな方々に出会って来れたからこそ

今の私がいて、天使の羽音が存在します。

すべての出逢いに感謝し、ご縁をいただけたこと…心より感謝申し上げます。






蒔絵グラス入荷しました

オーダーをしておりました蒔絵グラスが仕上がって、戻ってきました(((o(*゚▽゚*)o)))

佐藤渉さんの蒔絵の繊細さに魅了されて、日本古来からの伝統文化【蒔絵】を少しでも伝えられるきっかけになればいいなぁと、始まったコラボ企画。

今回は前回仕上がった虹の中の足跡

猫ちゃんグラス
桜グラス

あえてルーターで繊細な線を再現。桜の儚さと豪華な蒔絵のコラボとなりました。

椿グラス

こちらはオーダーのお品でした。これから迎えるお正月を華やかにしてくれる素敵な贈り物になりました。

椿グラスは在庫ございます。

基本オーダーいただいてから、蒔絵が完成するまで1ヶ月以上のお時間を必要とします。

それでも…待ってくださるお客様が喜ぶ最高の仕上がりです。

お写真でお伝えきれない魅力はぜひ、店舗の方に足を運んでいただければと思います。






オーダー完成いたしました

今回のご依頼は…3度目となるリピーターN様。出会いは【まるごと市場】でした。

天使の羽音の活動の基盤を作っていた時期からの、お客様になります。

お客様を通じて、私の知らない世界を知るきっかけになる事もあります。

ワンちゃんの世界にはドックショーという、犬種のなかのトップを競う競技会があるのだそうです。その競技には一つの展覧会に120頭から多い展示会ですと1000頭を超えるワンちゃんが参加。その頂点を競うんだそうです。

その頂点にたち1頭だけ選ばれる【ベストイン賞】

もう、ただそれだけでもすごいのに…なんと【ベストイン賞】を受賞された方への贈り物として、想いを託していただきました。

そのお話を聞いたのは実は完成後でして…。毎回とっても美しいワンちゃんを制作させていただいていたのですが…どうりで美しすぎる訳ですね。

本当に素晴らしいワンちゃんのお名前は【Claire】ちゃん。

飼い主様。送り主様より許可をいただいて掲載させていただける運びとなりましたこと、感謝申し上げます。

まずは陰影をつけたいところにサンドブラストをかけました。

こちらに【いのち】を吹き込む作業が、ルーターとなります。

陰影をつけながら、立体的に仕上げることで

天使の羽音の作品は生まれます(*´ω`*)

お客様のご要望を聞くことから始まる【ガラス彫刻】そこには世界に一つだけの、お客様の想いが凝縮されます。

私は作家として、択された想いを形にします。

今という瞬間を永遠ものもにしたい。

それはもはや商品ではなく、作品になるのだと思います。

簡単な作品であれば、納期は短いのですが…本格的な作品となりますと多少お時間をいただくことになります。

納期のご指定がある方は、あらかじめご相談していただければ助かります。






12/4から個展開催します

個展に向けて
コロナの影響で1度は諦めた個展。
その個展を再び開催できる運びとなりました。
コロナの中で生まれる人々の不安。事業をされている方をはじめ耐えられないストレスを感じている方も多いと思います。

私はその中で、自分が何をできるかと考えた時…
不安な時代だからこそ、精一杯できることをしようと思いました。

できることで精一杯生きる。その姿勢は常に考えさせられ、心の土壌となり肥やしになってきました。

自分一人では何も出来ない
誰かの笑顔のために頑張っている方々がいる。その人たちの笑顔と仕事に、私たちは救われ、そして今という瞬間を生きているんだと思います。
今回の個展では、秋田の笑顔がテーマであり、その人がどんな人で、どんなにことを大事に過ごして居るのか。


前回の個展から1年。天使の羽音の作家としてお会いした方々、ご縁を頂いた方々にスポットを当ててみました。

私たちの生活に密着する…食事の部門。
美しさを提供する美容家。
伝統を守る工芸士。
中小企業を支える診断士。
秋田県内の企業の底支えをする【よろず支援チーム】
氷彫刻という芸術を表現する氷彫刻師。
教育の現場で障害のある子も、その子らしく生きれるためのスキルを身につけさせようと奮闘する先生達。

私たちは往々にして、自分の力で生きていると、勘違いするものです。
今ある生活は、底から引き上げてくれる方々のおかげで成り立つ現実を知ると知らないでは、価値観が変わってきます。

人に感謝し、今できる精一杯を生きる。
未知のウイルスがもらたしたものそれは、調度よい距離という物質的な距離ばかりではなく、目には見えない人との距離でもあるのかなと私は考えます。

相手を思いやる優しさ、価値観を大切にする時代が来ているように感じています。

個展を通して…人の魅力価値観を表現してみました。

また今回はガラス展示館設立記念として、天使の羽音の作家活動の成長が見れる集大成となります。

子供の絵を成長記録として彫り続けた軌跡。

電動ルーターから始まり、サンドブラストを導入し独自の彫り方カービングマインドに至るまでの間の代表的な作品も一挙展示いたします。

また、毎回同時開催の【趣味部門】は大好きな作品である【鬼滅の刃】【東方Project】イメージガラス展示と、衣装の展示もございます。

衣装は【八雲紫】【十六夜咲夜】展示

本格的な衣装は作り手【ゴーマの森】さん。そしてレイヤー【麗】さん。カメラ【らいら】さん。

ガラスの原画、お面制作は【でびる】さん。

鬼の設定まで魅力ある作品の特徴を表現

今回は多くのアーティストの方々のご協力の元、豪華バージョンで開催できるはこびとなりました。

期間は12月4日から25日午前まで。月曜日休館となりますが秋田県生涯学習センターにて開催いたします。

感染対策にご協力をいただきながら、足を運んでいただけると幸いです。






モダン仏壇…初お披露目して来ました。

天使の羽音の作家活動の先に目指すもの…それは【祈りのかたち】なのかなぁと最近感じています。

新しいお家が建てられ、最近では神棚やお仏壇というスペースだったり…【祈りのかたち】というものが変わりつつあるように思います。

現代風のお洒落なインテリアと、代々受け継がれて来たはずの伝統が変わる瞬間なのかなぁと、私は考えています。

私の子供時代は、おばあちゃんがいて…おじいちゃんがいて。

大家族の中で育ちました。なので自然と神棚に手を合わせること、祈ることは日常だったように感じます。

そんな私も独立し、手狭なアパート暮らしの中

神棚を準備しよう。神様をお迎えしよう…ごめんなさい。怒られるかもしれませんが…そんな意識が実は全くありませんでした。

むしろ家を建ててから…神棚が必要かなと。揃えたことを覚えています。30代だったと思います。

さらに月日は流れ…年齢を重ね思うのです。

幼い頃習慣になっていた事さえ、いつしか手を合わせていない自分に気づきました。私がそうなので…

勿論…娘たちが率先して手を合わせ祈るはずがないのです。

その部分に気がついた時、正直大きな衝撃を受けました。

私達はつい、目の前の現実や日々変わる生活様式に…本来大事にされてきた【祈る】という部分を疎かにしていることに気がついたのです。手を合わせる習慣さえなくし、インテリアに合わないからと初めから、神棚さえも構えないお家があるという事を知り愕然としました。

ご先祖さまを大事にするという想いすらも…日々の多忙な現実で風化させてしまうのではないかと思いました。

祈るということは…自分の命のルーツでもご先祖さまに感謝し、周りに感謝することだと思うのです。

古来から大事に受け継がれてきた想いや祈りの形を、新しい時代にあった物として表現できないかと思って2年前に生まれたのがガラスの神棚【光の神殿】でした。

伊勢神宮をルーターメインで彫りました。
LED照明を二つ使い分けてみました。

鳥居はサンドブラストで深めに表現しました。

2枚のガラスを合わせ、一つのLEDで照らしますとこのようになります。

【光の神殿】を作った当時は…まだ本当の意味で『天使の羽音』が目指す先は見えていませんでした。

それから2年が過ぎました。私は普段看護師として勤めております。職業柄…死という瞬間はとても身近で、そして突然起きるとという現実。

多くの最期の時間…家族さんの想いに寄り添ってきました。

その中で私の作家としての、本当に目指す先に気がつきました。【今】という瞬間。日常の幸せな笑顔を、永遠に色褪せることがないように…。

そしてその方が何を大事にし、どんな言葉を伝えたいのか。

どんな生き方を歩んできたのか…表現したいと考えるようになりました。

それが私独自が彫りあげる【カービングマインド】心を彫る…という意味合いで名付けたお品になります。

その方の大事にしている言葉や想いを…30センチのガラス板に表現することで【いのちの名前】が生まれました。

大きな文字を繋げると、その方の名前になります。

こうして受け継がれる想いがあるように…元気な「今」という瞬間を切り抜いたガラス彫刻は、時には支えとなり…時には慈しむ時間を共に過ごす。

息子さん、娘さんからお父様お母様に贈るギフトの形となり、やがて最後の瞬間を迎えた時。

そのギフトが贈り主に・・・伝えたい想いと一緒に戻ってくる。

それが【天使の羽音】がお届けできる最高級のギフトだと思うのです。

川連漆器蒔絵伝統工芸士佐藤渉さんとのコラボ作品

色のない世界から、色のある世界へ生まれ変わることができたのは、川連漆器蒔絵伝統工芸士 佐藤渉さんと出逢いからでした。

そして生まれた「モダン仏壇」こそ、こちらのお品になります。

蒔絵も含めてすべてオプションから予算に応じて、選んでいただけるように設定したおります。

届かぬ思いがないように…耳を傾け、心を彫る。

それが天使の羽音ができる、お客様へのお約束です。






コロナ禍…アクリル板に温もりを!

コロナ禍の中、安全にお店を続けるには
結構…準備が必要!
イベントも出展が決まっているしと…テーブルに合わせて大きなアクリルのパーテンションを注文。

設置してみるも…

どこへ行っても目にする当たり前の光景。

見なれたはずのアクリル板…それでも感じてしまう隔たり感。

そこで考えました。ガラス屋さんができる…コロナ禍での挑戦!

【アクリル板にも温もりを】

そして…ほぼ1日がかりで、やり遂げました!
予定ではサンドブラストをするつもりだったんです。
でも、大きすぎた💦
なのでここはルーターのみで、制作することに。

安全はもちろんですが、こんな時だからこそ遊び心も持てる余裕が欲しい(´ω`)
日々そんなことを考えています。

こちらの制作はおおよそ半日。

一気に集中して作りました💦

コロナ禍【小さなお店の挑戦】として、今お使いの既存のアクリルパーテンションに、デザインやメッセージを彫りたいと思います。

お値段は15分ワンコイン企画を考えております。デザインにより制作過程は変わる為、おおよそ30分かかる作品となった場合は1000円となるような…制作時間により加算されます。

この企画を是非試してみたいとう企業様がいらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしております。

モニター価格…15分サーピスにて、制作をうけたまわります。

もちろん…15分以内で完成するデザインの場合、無料で制作させていただきます。

気になった方がいらっしゃいましたら、ぜひ華やかに生まれ変わったパーテンションを見にいらしてください!

11/10アルヴェにて行われる。

起業者フェスタにこちらのアクリル板を持参する予定です。






新作・ガラス彫刻と蒔絵のコラボが実現しました

川連漆器_蒔絵伝統工芸士【佐完漆器】の佐藤渉さんとお会いしました。

初めてお会いしたのは・・・5月頃だったと思います。

作品を拝見し、その繊細な美しさとガラスに描く蒔絵ということで心を動かされました。

そして今回の企画【ガラス彫刻と蒔絵のコラボ】が実現しました。

新しい時代に受け継ぎたい・・・伝統とカービングマインドという独自の彫り方で作り上げるガラス彫刻の新しい可能性。

早速・・・試作品をつくり佐藤さんに託しました。ガラスに施す蒔絵は色漆を密着させ、色むらをなくす目的で三度塗りをするそうで製作には1ヶ月ほど必要となります。

そして…完成したお品はこちらとなります。

まずは…耐熱マグカップ

オーダーから生まれた作品となります。

萩原さんという方へ贈りたいと、ご相談をお受けしまして飼い猫ちゃんと、萩の花にじゃれる猫ちゃんの姿をご提案させていただき、ガラス彫刻にいたしました。

底面に佐藤さんのアイディアで虹の中を歩く…猫ちゃんの肉球を蒔絵で施していただきました。

野菊のオーダーになります。

こちらからは私が見本としてオーダーいたしましたガラスとなります。カービングマインドという立体的に陰影をつけながら人の表情を作り上げた代表的な作品を3種類用意しました。

同じテーマで予算の異なる紫陽花と、最高級クリスタルガラスには牡丹の花を描いてもらいました。

ガラス彫刻20センチ5200円+蒔絵3000円
ガラス20センチ5200円+蒔絵5000円
最高級クリスタル30000+蒔絵7000

こちらのモデルは、私の人生に大きく影響を与えてくださった方です。その方と過ごせた時間はほんの僅かな時間でありました。

人に感謝をすることの大切さと、いのちが有限だということを教えてくださいました。

この方に贈ったガラス彫刻が有りました。当時の私の技術では陰影すらつけられない精一杯の作品でしたが、その方がよく口にする言葉をガラスに刻みました。

印象的で今でも私の心に遺っています。

その言葉はいつしか…必ず訪れるその時、同じ様に言える様な人生を重ねたいと強く思いました。

その方に渡したガラスは…まもなく遺された家族さんの手元へ還りました。

私も【人に恵まれた人生でした】

そう笑って、その時を迎えたい。感謝の言葉を大切に生きたいと感じたと同時に

ガラスで何を誰に届けたいのか。

人生かけて…の挑戦は最後の瞬間をどう遺すのか。

ガラスで何を誰に届けたいのか。

これが私が提案する【カービングマインド】心を彫るという意味でつけた彫り方

【いのちの名前】という商品タイトルに繋がっています。

本当の意味でお客さんに、育ててもらってきました。

お客さんの声から商品化へと繋がりました。

家族にどんな言葉を、託したいのか…永遠のテーマでもあると思います。

ガラス彫刻の最終形態…のあり方を考えるきっかけはいつしか…世代から世代へ、受け継がれるガラス彫刻。

【カービングマインド】というGiftとなりました。

モダン仏壇としてのご提案・祈りの形を身近に…

蒔絵に関しまして店舗で展示しております。ガラス彫刻もそうですが、実際に見ていただけると蒔絵の素晴らしさもより感じていただけることと思います

デザインに関しましてもすべてオーダーメイドで対応していただけます。

また、ガラス彫刻は施工せず蒔絵のみのご相談も窓口として対応しておりますので、ぜひご来店お待ちしております。