蒔絵グラス入荷しました

オーダーをしておりました蒔絵グラスが仕上がって、戻ってきました(((o(*゚▽゚*)o)))

佐藤渉さんの蒔絵の繊細さに魅了されて、日本古来からの伝統文化【蒔絵】を少しでも伝えられるきっかけになればいいなぁと、始まったコラボ企画。

今回は前回仕上がった虹の中の足跡

猫ちゃんグラス
桜グラス

あえてルーターで繊細な線を再現。桜の儚さと豪華な蒔絵のコラボとなりました。

椿グラス

こちらはオーダーのお品でした。これから迎えるお正月を華やかにしてくれる素敵な贈り物になりました。

椿グラスは在庫ございます。

基本オーダーいただいてから、蒔絵が完成するまで1ヶ月以上のお時間を必要とします。

それでも…待ってくださるお客様が喜ぶ最高の仕上がりです。

お写真でお伝えきれない魅力はぜひ、店舗の方に足を運んでいただければと思います。






モダン仏壇…初お披露目して来ました。

天使の羽音の作家活動の先に目指すもの…それは【祈りのかたち】なのかなぁと最近感じています。

新しいお家が建てられ、最近では神棚やお仏壇というスペースだったり…【祈りのかたち】というものが変わりつつあるように思います。

現代風のお洒落なインテリアと、代々受け継がれて来たはずの伝統が変わる瞬間なのかなぁと、私は考えています。

私の子供時代は、おばあちゃんがいて…おじいちゃんがいて。

大家族の中で育ちました。なので自然と神棚に手を合わせること、祈ることは日常だったように感じます。

そんな私も独立し、手狭なアパート暮らしの中

神棚を準備しよう。神様をお迎えしよう…ごめんなさい。怒られるかもしれませんが…そんな意識が実は全くありませんでした。

むしろ家を建ててから…神棚が必要かなと。揃えたことを覚えています。30代だったと思います。

さらに月日は流れ…年齢を重ね思うのです。

幼い頃習慣になっていた事さえ、いつしか手を合わせていない自分に気づきました。私がそうなので…

勿論…娘たちが率先して手を合わせ祈るはずがないのです。

その部分に気がついた時、正直大きな衝撃を受けました。

私達はつい、目の前の現実や日々変わる生活様式に…本来大事にされてきた【祈る】という部分を疎かにしていることに気がついたのです。手を合わせる習慣さえなくし、インテリアに合わないからと初めから、神棚さえも構えないお家があるという事を知り愕然としました。

ご先祖さまを大事にするという想いすらも…日々の多忙な現実で風化させてしまうのではないかと思いました。

祈るということは…自分の命のルーツでもご先祖さまに感謝し、周りに感謝することだと思うのです。

古来から大事に受け継がれてきた想いや祈りの形を、新しい時代にあった物として表現できないかと思って2年前に生まれたのがガラスの神棚【光の神殿】でした。

伊勢神宮をルーターメインで彫りました。
LED照明を二つ使い分けてみました。

鳥居はサンドブラストで深めに表現しました。

2枚のガラスを合わせ、一つのLEDで照らしますとこのようになります。

【光の神殿】を作った当時は…まだ本当の意味で『天使の羽音』が目指す先は見えていませんでした。

それから2年が過ぎました。私は普段看護師として勤めております。職業柄…死という瞬間はとても身近で、そして突然起きるとという現実。

多くの最期の時間…家族さんの想いに寄り添ってきました。

その中で私の作家としての、本当に目指す先に気がつきました。【今】という瞬間。日常の幸せな笑顔を、永遠に色褪せることがないように…。

そしてその方が何を大事にし、どんな言葉を伝えたいのか。

どんな生き方を歩んできたのか…表現したいと考えるようになりました。

それが私独自が彫りあげる【カービングマインド】心を彫る…という意味合いで名付けたお品になります。

その方の大事にしている言葉や想いを…30センチのガラス板に表現することで【いのちの名前】が生まれました。

大きな文字を繋げると、その方の名前になります。

こうして受け継がれる想いがあるように…元気な「今」という瞬間を切り抜いたガラス彫刻は、時には支えとなり…時には慈しむ時間を共に過ごす。

息子さん、娘さんからお父様お母様に贈るギフトの形となり、やがて最後の瞬間を迎えた時。

そのギフトが贈り主に・・・伝えたい想いと一緒に戻ってくる。

それが【天使の羽音】がお届けできる最高級のギフトだと思うのです。

川連漆器蒔絵伝統工芸士佐藤渉さんとのコラボ作品

色のない世界から、色のある世界へ生まれ変わることができたのは、川連漆器蒔絵伝統工芸士 佐藤渉さんと出逢いからでした。

そして生まれた「モダン仏壇」こそ、こちらのお品になります。

蒔絵も含めてすべてオプションから予算に応じて、選んでいただけるように設定したおります。

届かぬ思いがないように…耳を傾け、心を彫る。

それが天使の羽音ができる、お客様へのお約束です。






新作・ガラス彫刻と蒔絵のコラボが実現しました

川連漆器_蒔絵伝統工芸士【佐完漆器】の佐藤渉さんとお会いしました。

初めてお会いしたのは・・・5月頃だったと思います。

作品を拝見し、その繊細な美しさとガラスに描く蒔絵ということで心を動かされました。

そして今回の企画【ガラス彫刻と蒔絵のコラボ】が実現しました。

新しい時代に受け継ぎたい・・・伝統とカービングマインドという独自の彫り方で作り上げるガラス彫刻の新しい可能性。

早速・・・試作品をつくり佐藤さんに託しました。ガラスに施す蒔絵は色漆を密着させ、色むらをなくす目的で三度塗りをするそうで製作には1ヶ月ほど必要となります。

そして…完成したお品はこちらとなります。

まずは…耐熱マグカップ

オーダーから生まれた作品となります。

萩原さんという方へ贈りたいと、ご相談をお受けしまして飼い猫ちゃんと、萩の花にじゃれる猫ちゃんの姿をご提案させていただき、ガラス彫刻にいたしました。

底面に佐藤さんのアイディアで虹の中を歩く…猫ちゃんの肉球を蒔絵で施していただきました。

野菊のオーダーになります。

こちらからは私が見本としてオーダーいたしましたガラスとなります。カービングマインドという立体的に陰影をつけながら人の表情を作り上げた代表的な作品を3種類用意しました。

同じテーマで予算の異なる紫陽花と、最高級クリスタルガラスには牡丹の花を描いてもらいました。

ガラス彫刻20センチ5200円+蒔絵3000円
ガラス20センチ5200円+蒔絵5000円
最高級クリスタル30000+蒔絵7000

こちらのモデルは、私の人生に大きく影響を与えてくださった方です。その方と過ごせた時間はほんの僅かな時間でありました。

人に感謝をすることの大切さと、いのちが有限だということを教えてくださいました。

この方に贈ったガラス彫刻が有りました。当時の私の技術では陰影すらつけられない精一杯の作品でしたが、その方がよく口にする言葉をガラスに刻みました。

印象的で今でも私の心に遺っています。

その言葉はいつしか…必ず訪れるその時、同じ様に言える様な人生を重ねたいと強く思いました。

その方に渡したガラスは…まもなく遺された家族さんの手元へ還りました。

私も【人に恵まれた人生でした】

そう笑って、その時を迎えたい。感謝の言葉を大切に生きたいと感じたと同時に

ガラスで何を誰に届けたいのか。

人生かけて…の挑戦は最後の瞬間をどう遺すのか。

ガラスで何を誰に届けたいのか。

これが私が提案する【カービングマインド】心を彫るという意味でつけた彫り方

【いのちの名前】という商品タイトルに繋がっています。

本当の意味でお客さんに、育ててもらってきました。

お客さんの声から商品化へと繋がりました。

家族にどんな言葉を、託したいのか…永遠のテーマでもあると思います。

ガラス彫刻の最終形態…のあり方を考えるきっかけはいつしか…世代から世代へ、受け継がれるガラス彫刻。

【カービングマインド】というGiftとなりました。

モダン仏壇としてのご提案・祈りの形を身近に…

蒔絵に関しまして店舗で展示しております。ガラス彫刻もそうですが、実際に見ていただけると蒔絵の素晴らしさもより感じていただけることと思います

デザインに関しましてもすべてオーダーメイドで対応していただけます。

また、ガラス彫刻は施工せず蒔絵のみのご相談も窓口として対応しておりますので、ぜひご来店お待ちしております。