氷彫刻作家 辻昭一郎様取材

実は8月に始まる新しい展示会の取材を始めています。
先日さきがけ新聞にも大きく掲載された【出前氷彫刻】をされる辻昭一郎さんの話を聞いてきました。
きっかけは私のガラス彫刻の個展を見に来てくださったご縁から始まり、同じ彫刻という部分に興味を持ち今回の取材の運びとなりました。

辻さんは45年ホテルや宴会場で氷彫刻をされてきた職人さんです。
東京の帝国ホテルで氷彫刻の経験を積み、秋田のキャッスルホテルや様々な会場で氷彫刻を披露されてきたそうです。

氷彫刻の魅力は解けてゆく美しさだと語る辻さん。

1000人規模の宴会では、3~4時間。

100人に対して1度温度が上がる計算の中、壊れない魅せる氷彫刻を展示しなければならないこと。

美しさだけではない、緻密に計算されてこその経験と技術に驚かされました。

辻さんの大切にしている言葉も頂きました。

なんでもとにかく挑戦してみるんだそうです。失敗しても、そこから学べることが多いと語ります。

【Sculpt heart 心を彫る】

お名前にあてはめ表現してゆく予定です。

氷彫刻だけではなく、雪像や三種町で有名なサンドクラフトまで手がける職人さん。

そしてこれからの夢も拝聴致しました。

千秋公園の和洋側の池にイカダを浮かべ、その上で氷彫刻を展示してみたいと熱く語る姿に、実現させて欲しいなぁと切実に思います。

ライトアップされた氷彫刻の美しさと地元秋田の景色とのコラボ。夢です!

OPEN決まったら、早めに教えて!

氷彫刻出前できるかもと笑って下さったお言葉にぜひ実際目の前の消えてゆく美しさに出逢いたいと思った私でした。

実はそんなご縁から、氷彫刻の営業車の窓ガラスに、エッチング加工する運びとなりました。
デザインなどまだまだこれから進めてゆきます。
とうい前に…専用の車を購入するとか
ひゃー!
すごいご縁から始まる私のガラス彫刻。

ありがたい限りです。

個展で作風を見て頂き、実際に天使の羽音宣伝車ともいる私の車のエッチングを加工も見て頂きました。

ますますこれからのご縁を大切に、【Sculpt heart 心を彫る】

そんなお仕事をしてゆきたいと思います。