本日、羽後町にあります。元稲田神社さんへ参拝に行きました。
お世話になっている方の縁の神社ということで、以前からお話は伺っていました。
とっても由緒ある神社には、お狐様が村人のお手伝いをしたあぐりこ伝説と、伊勢から嫁入りされた白髪の姉妹巫女様のお話もお伺いしていました。
白い馬に乗って伊勢から、やってきたという、巫女さん。
馬のガラスを彫ってから馬に揺られている感覚や、朱色の盃で御神酒を呑む様子。巫女舞を踊る追体験させられ、気になり参拝の経緯に至りました。その時、姉妹に馬が必要だと告げられていたのでした。
不思議な事もあるものだなぁと考えながら、ちょうど先日お稲荷様【宇迦之御魂神うかのみたまのかみ】を制作したばかりでしたので、参拝しながら、馬と宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)のガラスを持参したのでした。
天気も良く、道路状況も良かったのでとてもよいドライブとなりました。
参拝しようとしましたら、宮司様がいらっしゃいまして、奥まで招き入れてくださいました。
そして出逢ったのは、話に聞いていた白髪の巫女様の人形でした。
思わさず巫女様のから、馬が必要だと言われた話をさせていただき、よろしければ馬のガラスを彫刻を奉納させていただきたい旨をご相談させていただきました。
こちらの人形も、お参りされた方からのご奉納とお伺いしました。
初めは妹様一体だったそうですが、お姉さまが一緒に奉納して欲しいとお伝え申したそうで、現在は姉妹揃っておいででした。
本当に素晴らしく、珍しいお品もたくさん拝見させていただきました。
馬と宇迦之御魂神を奉納させてもらいたいとお話しさせていただき、せっかくなので御姿を彫刻させていただける運びとなり、貴重な版画を頂戴いさせていただきました。
また社殿には龍も多く奉納されており、馬のガラスのように立体的な龍彫りにも、挑戦したいと思いました。
去年あたりから神社へ参拝することが日課となり、その時神様の言葉やメッセージを託されることが多くなってきました。
その中で感じたことや、出来事を託されたような気がして、ガラス彫刻に向き合うことが多くなってきました。
初めはこんなことを宮司様にお伝えするのは…と思っていたのですが、不思議な話をしてもむしろ意味があってのことでしょうと、受け止めてくださる宮司様が圧倒的に多く、ありがたいこととして向き合っております。
私に託された役目として、感覚や想いをカタチにしてゆきたいと思います