オーダー完成いたしました

今回のご依頼は…3度目となるリピーターN様。出会いは【まるごと市場】でした。

天使の羽音の活動の基盤を作っていた時期からの、お客様になります。

お客様を通じて、私の知らない世界を知るきっかけになる事もあります。

ワンちゃんの世界にはドックショーという、犬種のなかのトップを競う競技会があるのだそうです。その競技には一つの展覧会に120頭から多い展示会ですと1000頭を超えるワンちゃんが参加。その頂点を競うんだそうです。

その頂点にたち1頭だけ選ばれる【ベストイン賞】

もう、ただそれだけでもすごいのに…なんと【ベストイン賞】を受賞された方への贈り物として、想いを託していただきました。

そのお話を聞いたのは実は完成後でして…。毎回とっても美しいワンちゃんを制作させていただいていたのですが…どうりで美しすぎる訳ですね。

本当に素晴らしいワンちゃんのお名前は【Claire】ちゃん。

飼い主様。送り主様より許可をいただいて掲載させていただける運びとなりましたこと、感謝申し上げます。

まずは陰影をつけたいところにサンドブラストをかけました。

こちらに【いのち】を吹き込む作業が、ルーターとなります。

陰影をつけながら、立体的に仕上げることで

天使の羽音の作品は生まれます(*´ω`*)

お客様のご要望を聞くことから始まる【ガラス彫刻】そこには世界に一つだけの、お客様の想いが凝縮されます。

私は作家として、択された想いを形にします。

今という瞬間を永遠ものもにしたい。

それはもはや商品ではなく、作品になるのだと思います。

簡単な作品であれば、納期は短いのですが…本格的な作品となりますと多少お時間をいただくことになります。

納期のご指定がある方は、あらかじめご相談していただければ助かります。






モダン仏壇…初お披露目して来ました。

天使の羽音の作家活動の先に目指すもの…それは【祈りのかたち】なのかなぁと最近感じています。

新しいお家が建てられ、最近では神棚やお仏壇というスペースだったり…【祈りのかたち】というものが変わりつつあるように思います。

現代風のお洒落なインテリアと、代々受け継がれて来たはずの伝統が変わる瞬間なのかなぁと、私は考えています。

私の子供時代は、おばあちゃんがいて…おじいちゃんがいて。

大家族の中で育ちました。なので自然と神棚に手を合わせること、祈ることは日常だったように感じます。

そんな私も独立し、手狭なアパート暮らしの中

神棚を準備しよう。神様をお迎えしよう…ごめんなさい。怒られるかもしれませんが…そんな意識が実は全くありませんでした。

むしろ家を建ててから…神棚が必要かなと。揃えたことを覚えています。30代だったと思います。

さらに月日は流れ…年齢を重ね思うのです。

幼い頃習慣になっていた事さえ、いつしか手を合わせていない自分に気づきました。私がそうなので…

勿論…娘たちが率先して手を合わせ祈るはずがないのです。

その部分に気がついた時、正直大きな衝撃を受けました。

私達はつい、目の前の現実や日々変わる生活様式に…本来大事にされてきた【祈る】という部分を疎かにしていることに気がついたのです。手を合わせる習慣さえなくし、インテリアに合わないからと初めから、神棚さえも構えないお家があるという事を知り愕然としました。

ご先祖さまを大事にするという想いすらも…日々の多忙な現実で風化させてしまうのではないかと思いました。

祈るということは…自分の命のルーツでもご先祖さまに感謝し、周りに感謝することだと思うのです。

古来から大事に受け継がれてきた想いや祈りの形を、新しい時代にあった物として表現できないかと思って2年前に生まれたのがガラスの神棚【光の神殿】でした。

伊勢神宮をルーターメインで彫りました。
LED照明を二つ使い分けてみました。

鳥居はサンドブラストで深めに表現しました。

2枚のガラスを合わせ、一つのLEDで照らしますとこのようになります。

【光の神殿】を作った当時は…まだ本当の意味で『天使の羽音』が目指す先は見えていませんでした。

それから2年が過ぎました。私は普段看護師として勤めております。職業柄…死という瞬間はとても身近で、そして突然起きるとという現実。

多くの最期の時間…家族さんの想いに寄り添ってきました。

その中で私の作家としての、本当に目指す先に気がつきました。【今】という瞬間。日常の幸せな笑顔を、永遠に色褪せることがないように…。

そしてその方が何を大事にし、どんな言葉を伝えたいのか。

どんな生き方を歩んできたのか…表現したいと考えるようになりました。

それが私独自が彫りあげる【カービングマインド】心を彫る…という意味合いで名付けたお品になります。

その方の大事にしている言葉や想いを…30センチのガラス板に表現することで【いのちの名前】が生まれました。

大きな文字を繋げると、その方の名前になります。

こうして受け継がれる想いがあるように…元気な「今」という瞬間を切り抜いたガラス彫刻は、時には支えとなり…時には慈しむ時間を共に過ごす。

息子さん、娘さんからお父様お母様に贈るギフトの形となり、やがて最後の瞬間を迎えた時。

そのギフトが贈り主に・・・伝えたい想いと一緒に戻ってくる。

それが【天使の羽音】がお届けできる最高級のギフトだと思うのです。

川連漆器蒔絵伝統工芸士佐藤渉さんとのコラボ作品

色のない世界から、色のある世界へ生まれ変わることができたのは、川連漆器蒔絵伝統工芸士 佐藤渉さんと出逢いからでした。

そして生まれた「モダン仏壇」こそ、こちらのお品になります。

蒔絵も含めてすべてオプションから予算に応じて、選んでいただけるように設定したおります。

届かぬ思いがないように…耳を傾け、心を彫る。

それが天使の羽音ができる、お客様へのお約束です。






癒しがテーマのお店です

2日間…お天気にも恵まれて制作日和(*≧▽≦)

7年前。お店を始めた時は雑貨屋さんでした。その後色々厳選されつつ3つのマイブームがありました。

それは天然石、サンキャッチャー、樹脂粘土。ガラスは安定して変わらなかったものの、主軸ではありませんでした。続けていると変なサイクルがあって、時期を変えながら売れるものが変わるんですね。

お客さんの動向なのか…気まぐれ店主が作る故なのかは、考えることは少なかったのですが…。

そんな中で生き残った…ガラスが主軸となり、リニューアルopenした訳です。

店主もガラスで生きていくんだと心に決めたはずが…いつも脱線。

心惹かれるものに、恋してしまうんです。キャンドルから始まり…水草…ドライフラワー…ステンドグラス…そして苔や流木。

全てに言えるのは…癒しなんですね。

何に心奪われたか…単純に言ってしまえばそれだけ。

でも、心奪われる魅力あるものを、まずは大事にしてゆこう。好きな物を集めたおもちゃ箱になりたかったんです…7年前は。

そこからガラスに特化して行った訳なんですが…人は基本変わらない!そんな訳で店主の完全なる趣味の店。

心躍る楽しいことを楽しんで、良い品をご紹介する。そんなお店でいいのかな…そんな着地点が見えてきました。

ローズマリーのリースになります。


まだフレッシュなので…ゆっくりゆっくり…
乾燥Time

そして本日入荷したのは…流木とエアープランツ。

一体何屋さんって言われる前に言ってしまいます!

【癒し】がテーマのお店です!

ガラスもそうですし、趣味程度の大好きを集めたら…お店になった。まさにそんな感じです。

コロナ禍と言われ…限界体制の日々に癒しを…というわけで緑や植物の魅力を改めて感じています。

ガラスギフト専門店ではありますが…基本オーダーがメインとなり、お客様と一緒に作り上げてゆく…店主の趣味の店

それが【天使の羽音】です。